中国とベトナムが、長く続いている新型コロナウイルスがあるにも関わらず、前年比増加を果たし、昨年に引き続きベトナムはASEANの中で中国の貿易相手のトップを維持しました。
ちなみにASEANはこちらの国。いつも範囲があやふやになってしまう。
(画像:ASEAN人材共同組合より)
中国の通関統計が示した相互貿易では、2020年1〜4月の8ヶ月間で貿易総額がUSD111bllion(約11兆円)で前年比13.4%増、ベトナムから中国への輸出額は20%増の4USD44.1billion(約4.4兆円)、中国からベトナムへの輸入額は8.7%増のUSD67billion(6.7兆円)になりました。
これはベトナムが中国の貿易相手国世界7位についたことを意味します。
また、中国の最大貿易相手はASEAN地域という発表が中国海関総署によりありました。
ASEAN地域が貿易最大相手になった理由としては、
- 新型コロナウイルスが爆発的な流行をみせていないこと
- ACFTA(中国ASEAN自由貿易協定)による経済的な協力が進んだこと
- ベトナム、シンガポール、マレーシアなどとのサプライチェーンの活発化
- ASEAN諸国との集積回路の貿易が、中国とASEAN貿易の増加
が挙げられます。
また半導体関連の貿易も活発化していて、中国のASEANからの輸入は前年同期比24%増、ASEAN向けの輸出は同29%(人民元ベース)となりました。
アメリカは対中国の半導体取引の規制を強化していますが、それの対応策として中国はASEAN地域をループホールにしていくのかもしれません。
ベトナムでは近年IPOするベトナムの大手企業が増えてきているので、今後も情報キャッチをしっかりして、チャンスを逃さないようにしていきたいと思います。
外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。
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