2020/09/06

ベトナムコーヒーチェーンハイランズコーヒーの親会社はあのジョリビー?!


こんちは、うみがめです。

先日ベトナムのコーヒー需要が世界で伸びていると同時に国内でもコーヒーショップ産業の成長も目覚ましいとお伝えしました。

そこでベトナムの大手コーヒーチェーン店Highlands Coffeeについて少し調べてみました。






 

Highlands Coffeeとは

ベトナムのコーヒーショップチェーンで、ベトナムに約250店舗あるそうです。
残念ながらまだ日本には、店舗はないそうですが、コーヒー豆は購入できるそうです。



2019年には上場する予定のあったほどベトナムの中で実力のあるコーヒーチェーンですが、
Highlands Coffeeの親会社、Super Food Group(ベトナム)がまだ上場していないため、まだ非上場企業となっています。
現在はSuper  Food Group (SFG) はJollibee Foods Corp (JFC) (フィリピン)が60%の株式を持っているので、実権限はJFCが持っていることになります。
JFCは近日SuerFoodGroupを上場する予定でしたが、予定を遅らせています。
その理由をJFCの会長Tony Tancaktiongは、
SuperFoodGroupのパフォーマンスがあまりに良いので投資を増やした上で、SuperFoodCropの市場価値がより高まってから上場するため」と述べています。

ちなみに、SuperFoodGroupはSFGとViet Thai International Joint Stock Company (VTI)のジョイントベンチャー企業です。
ちょっとわかりにくいので、今まで出てきた会社の関係性を下の図のようにしてみました。





触れていませんでしたが、Pho24は Super Foodの子会社のベトナム料理のチェーン店です。
また、上図に含まれていませんが、アメリカ発ベトナム人気コーヒーショップ「コーヒービーン」も2019年にJFCが株式の80%を買収しています。
ジョリビー(JFC)はベトナムの人気コーヒーショップの買収を繰り返し、ベトナムコーヒー業界をグイグイ言わせる存在になっています。


一番親元のジョリビー(JFC)の株価


こちらがJFCの過去5年の株価の推移はこのようになっています。
2019年をピークに急落をしています。コロナの影響を受けて下落のスピードが早まり、
現在は底打ちをして徐々に回復傾向にあります。



時価総額:1500億ペソ(約3280億円) 2020/09/06現在
直近配当利回り:0.91%
初来初リターン:-37.09%

時価総額は3300億円とフィリピンの企業としてはまあまあ数字で、
配当利回りは1%を切ってしまっていること、またリターンも約マイナス40%くらいで、新型コロナウイルスの影響をかなり受けてて厳しいなあという印象です。

しかし、いずれ人々の生活が元どおりになればまた株価も戻りそうな業界ですので、
今がピーク時の半分くらいまで落ちているので
JFC(ジョリビー)は今が買い時かもしれませんね。


というわけで、Highland Coffeeについてというよりは、
Jollibee Corporationについてご紹介になってしまいました。笑






良質なシングルオリジンのベトナム産コーヒー豆を使用しながら、モダンなベトナムコーヒーを象徴するブランドとして広く親しまれています。




外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。








今回は以上です。ツイッターでもベトナム株情報をお知らせしますので、是非フォローお願いします:






*重要な事項

当サイトはあくまで個人の見解で情報提供を意図しており、サイトの閲覧者に銘柄への投資を推奨しているものではありません。また、掲載情報が誤っているかまたは古い可能性もあります。当サイトの情報を利用することで発生したいかなる事故・損害に対しても当サイトは一切その責任を負いません。投資は元本が減少するリスクがあります。上記の株への投資を含む、投資の決定はくれぐれも自己責任でお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿