中国のBtoB ECで有名なIT企業Alibaba.comが、グローバルバイヤーのプールを提供するなどしてベトナムの中小企業を助けるイニシアチブを取りました。
アリババは、中国国内でも2020 Spring Thunder Initiativeと題して、コロナショックから中小企業にソリューションを出して助けました。その活動がベトナムにまで及んだという感じです。
アリババの事業展開はこのように多岐に渡っています。
- BtoB ECサイト「アリババドットコム」
- BtoC ECサイト「天猫 Tmall」
- 越境ECサイト「天猫国際 Tmall Global」
- CtoC ECサイト「タオバオマーケットプレイス」
- 決済サービス「アリペイ」
- クラウドコンピューティング「アリババクラウドコンピューティング」
今回はその中のBtoBECサイトを運営しているアリババが名乗りを上げています。
「ベトナムに活動拠点を広げた理由は、ベトナムは良い評価を生産能力と、高い品質、低価格、輸出に積極的であることが世界のバイヤーの中で高い評価を得ていることがあげられました。
また、BtoBEコマースを通した国際貿易は現在危機的状況に陥っている中小企業を安定的な成長を見込める会社に成長させるでしょう。」とアリババのゼネラルマネージャーZhang Kuogはコメントしています。
アリババは現在2000万人の登録者と、190の国と地域で運営されています。
ベトナムからは600,000個の商品(食べ物、飲み物、家具、ガーデニング用品、服など)がアリババ.comのプラットフォームに登録されました。
もう既にアジアでトップのECサイトのアリババですが、
このようにベトナムの生産性や物づくりに特化した国民性を睨んで投資すれば、
さらなる飛躍が期待できそうです。
また、ベトナムの中小企業株も今が買い時かもしれません。
ベトナムが主に輸出している品は、
消費財、靴、プラスチックやゴム製品、パッケージ(段ボールやプラスチック材)
などがあげられます。
ベトナムのIT企業だけでなくこれらを扱っている中小企業に投資するのもありかもしれませんね。
外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。
- Youtubeにて株投資チャンネルをやっております!「うみがめの株調査部」
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