Ho Chi Minhのオフィス市場は新型コロナウイルス感染症による経済的影響が出始めていると現地メディア(Viet Nam News)が報じています。
まず予備知識として、、
ベトナムにはベトナムのオフィスは、格付会社によりグレードA~Cにランク付けがされています。
外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。
*重要な事項
当サイトはあくまで個人の見解で情報提供を意図しており、サイトの閲覧者に銘柄への投資を推奨しているものではありません。また、掲載情報が誤っているかまたは古い可能性もあります。当サイトの情報を利用することで発生したいかなる事故・損害に対しても当サイトは一切その責任を負いません。投資は元本が減少するリスクがあります。上記の株への投資を含む、投資の決定はくれぐれも自己責任でお願いします。
面積や契約期間等の条件によって変動しますが、賃料単価(管理費、VAT込)の目安は、下記のようになります。立地の良さもA、B、Cの順になっています。
グレードA 30~60USD/㎡
グレードB 20~40USD/㎡
グレードC 15~25USD/㎡
グレードA 30~60USD/㎡
グレードB 20~40USD/㎡
グレードC 15~25USD/㎡
今回の新型コロナウイルスでは、特にグレードBが影響を受けているそうです。
世界最大手の事業用不動産サービス会社のCBREによると、
ホーチミンのオフィス市場は2020年第1四半期でコロナによる大きな影響はありませんでした。しかし、多くの企業がこれからの業績見通し悪化を危惧して、オフィスの返還をするなどして、第2四半期には収益が急落したと発表されました。
また、第2四半期では新たなテナントの市場への供給は少なかったものの、2019年に市場に出たものがまだまだ在庫が残っている状態です。
また、多くの企業は在宅勤務でも社員の生産性には影響がないと認識しているようで、今までより安い賃料のテナントに契約変更している企業が増えてきているのでこれから需要が増えるとは考えにくいでしょう。
実際にCBREは、2020年末までに空室率は7-9%上がると予想しています。
ちなみに総合不動産サービスのJLLは、2020年はグレードBで100,000平方メートルオフィススペースをCDB(中心業務地区)外へ新規建設されるだろうと予測を立てていますが、これらのほとんど物件所有者は2019年の第4四半期と比較して、1㎡あたり$1-3家賃を下げるようにする予定だそうです。
リモートワークは航空業界だけでなく、ベトナムの不動産業界にも大きな今後大きな環境変化をもたらしそうです。
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