ベトテル・ソリューションズ(ベトナム軍隊工業通信グループの傘下)がサムスン電子の現地法人サムスン・ベトナムと事業提携契約を結びました。
ベトテルは、2020年1月にイギリス・ブランドファイナンス社が発表した「2014から2029年の最も成長した世界のブランドトップ100で、49位にランクインしているほど急激な成長を見せている企業です。
市場価値は5年間の間で60%UPの43億1600万米ドル(約4750憶円)に成長しました。
ベトテルは現在、ベトナム以外にも世界10か国に進出しています。
提携では、ディスプレイ技術やリモートミーティング、セキュリティ、スマートシティや広告など幅広いソリューションに力を入れていくと発表されています。
ちなみにサムスン・ベトナムは、ベトナムにとって最も重要な投資家なので、この事業提携でさらに躍進的な成長を見せるでしょう。
ベトナム政府は5G適用を10月に始めるよう計画していて、ベトナム通信大手4社(ベトテル、VNPT、モビフォン、Gテルモバイル)は通信インフラを共有化してコストを抑えながら通信範囲の確保を進めています。
ベトナム政府は10月のサービス開始に際し、5G関連事業の開発を急ピッチで進めるよう各企業に要請をしています。ベトテルは300人の技術者を投入し、5Gサービス機器を開発を進めて政府の要請に応えようとしています。
ちなみにベトナム最大手の複合企業のビングループは5G対応のスマートフォンをすでに6月に開発したと発表をし、10月の5Gサービスでは良いスタートダッシュが切れそうです。
外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。
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