ビナミルク(VNM)が一株1500ドンの現金配当を発表しました。権利落ち日は6月29日、支払い開始は7月15日です。権利落ち日ベースでは2020年に入ってからは初めての配当です(支払いは2020年に1度ありました)。
下記がビナミルクの現金配当の推移です。
14年:計4000ドン(年2回)
15年:計6000ドン(年2回)
16年:計6000ドン(年2回)
17年:計4000ドン(年3回)
18年:計4500ドン(年3回)
19年:計4500ドン(年3回)
20年:1500ドン(6月25日時点で1回)
例年の配当の時期(権利落ち)は5-6月に1回、8−9月に1回、年末にかけて1回というパターンが多いです。この観点からは今年の6月の発表は例年通りのパターンに近い推移となります。
なのでコロナの影響はありつつも、20年は年央から年末にかけて再度配当が期待できると思います。
仮に昨年の配当4500ドンが20年も維持される場合は、現株価(6/24、117100ドン)に対する配当利回りは3.8%です。
中長期で業績が期待できるという前提であればなかなか良い利回りですね。仮に今回の1500ドン1回で終わると、配当利回りは1.2%となりますが、それはないと予想します。
ビナミルクの商品はコロナの状況下でも消費される製品でしょうし、日本でヨーグルトが流行っている例もありますので、悪くなさそうです。私はノーポジですが。
株価の観点からは、コロナ前の水準に戻しているので、ここからあえて買う必要もないかもしれないです。コロナ再燃懸念で株価が調整するようでしたらエントリーするのも面白いかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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