■コロナウイルスが中国→ベトナムへの移転を加速
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コロナウイルス(COVID-19)により中国→ベトナムへの移転が加速しそうです。最終的にはベトナムのGDPを押し上げる可能性がありそうです。ベトナム ・インベストメント・レビューが伝えています。
コロナウイルスはベトナム経済に大打撃となりそうです。特にツーリズム産業はベトナム のGDPの12%、製造業はGDPの20%を占めており、両セクターにおいて影響が大きそうです。
ただし、米中貿易摩擦と同じく、コロナウイルスは中国→ベトナム移転への強力なきっかけになりそうです。ムーディーズは中国からベトナムへ企業が生産拠点を移すことにより、ベトナムのGDPを2ポイント押し上げる見通しとしています。その背景として米中貿易摩擦もありますが、直近のコロナウイルスも大きな後押しになるとしています。
加えて、世界の中央銀行の金融緩和がサポートとなります。ベトナムにおいてもインフラ投資等の政府の対策により景気へのインパクトを抑える取り組みがなされています。これらの取り組みの効果は短期的にはすぐ出ないですが、中期的には景気が復調する強力なパワーとなりそうです。
■引き続き中長期視点でベトナム株に取り組みたい
19年は中国→ベトナムへの企業の生産拠点の移転が加速しました。例えばシャープはベトナムで新工場を建設しており、当初は中国で生産する予定だった米国向けの車載用液晶ディスプレーやパソコンを一部移管することを検討しています。
コロナウイルスで目先の経済の見通しは不透明です。但し次の景気のアップサイクルではベトナムが力強く浮上してくる点は間違いない印象です。
それまで配当再投資でベトナム株の株数を増やすことに注力したいです。
相場環境は暗いですが、引き続き中長期視点でベトナム株に取り組みましょう!
外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。
- 別サイトにて有望そうな日本株中小型株も調査しています。是非ご覧ください。「大化けするかも?中小型株調査部」(別サイト)
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