2020/03/03

コロナと飲酒運転罰則強化でサイゴンビールの業績は厳しい




■サイゴンビールの19年10-12月期業績:△



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今回はサイゴンビール(SAB)の19年10-12月期の業績をみていきます。以前お伝えしたように、ベトナムのビール業界は飲酒運転の罰則強化で逆風の中にあります。それに加えて今後はコロナウイルスのインパクトがあるので、当分は厳しそうです。

19年10-12月期の業績は売上は前年比で減少しました。一方、粗利や営業利益以下は前年比で増加しています。コスト(原材料価格の減少)の低下、ミックス改善(高単価製品の売れ行き好調)が背景の可能性があります。







20年1−3月期はコロナウイルスによる消費の手控えという影響がでてきそうです。ただしベトナムの恵まれた人口動態・海外への輸出強化という点を考えると、中長期の視点では必ずしも悪くないと思います。底打ちのタイミングを見極めたいですね。

【サイゴンビールに関する分析記事はこちら】

外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。





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