■ベトナムの不動産市場は20年に復調へ
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ベトナムの不動産市場の専門家はベトナムの不動産市場が2020年に回復する見通しを示しました。BIZHUBが伝えています。
エコノミストのLe Xuan Nghiaは不動産の需要と価格は20年に伸長しそうだとコメントしています。
銀行の経営状態が良好であるため、銀行に貸し出し・ローンを提供する余裕があるとしています。ローンは銀行市場と不動産市場、双方が安定的な成長を遂げるために重要な要因です。
またベトナム不動産協会(Viet Nam Real Estate Association)の会長であるNguyen Tran Namは以下の点からベトナムの不動産市場に対して前向きな見解を持っています。
・ベトナムの良好なマクロエコノミーを考えると、ベトナムの不動産市場が成長する余地は大きい
・ベトナムは世界で15番目に人口が多く、東アジアは3番目に人口が多い。ベトナムは東アジアにおいても不動産需要の成長のポテンシャルが大きい
・ベトナムの不動産業においても直接投資(FDI)が急速に成長を遂げていること
またベトナム不動産業者協会(VARS) 副会長のNguyen Van Dinhは、以下の点を指摘しています。
・土地への投資は投資家の中でメインターゲットであること
・今の住宅供給はハノイとホーチミンシティではミドル、ハイエンド層向けが大半であり、供給が足りていないこと
・ハノイでは、住宅供給は1〜2%の安定的に上昇していくことが期待できること
・一方のホーチミンシティでは、供給は下がる見通しで、価格は4-5%上がる見通しとのこと
一方で、ベトナムの不動産市場はいくつかの問題も抱えているとしています。
・行政が押し進めている新プロジェクトの許認可は一部で停滞しています。
・また、一部の不動産業は厳しい貸付資金の条件によって資金調達が難しい状況下に置かれています。
・不動産市場における市場の情報量が少ないことが挙げられます。FDIが増えてきたとはい、依然ベトナム国内不動産市場についての情報不足が外国人投資家にとって投資の障壁になっているとしています。
外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。
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