■日本のデベロッパーもベトナムに熱い視線
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ベトナムでも日本の不動産デベロッパーの存在感が高まっています。今年に入って、三菱商事と野村不動産がホーチミンのGrand Parkのフェーズ2のプロジェクトとビンホームズと協業する点を発表しました。
三菱商事株式会社及び野村不動産株式会社は共同で、ベトナムのホーチミン市において、同国最大手の不動産デベロッパーであるVinhomes社が推進する大規模開発事業「Grand Park プロジェクト」内の分譲住宅事業(以下、本件)に参画することに合意しました(リリース)
完成イメージ |
三菱商事と野村不動産はジョイントベンチャーの株式の80%を取得し、ビンホームズのGrand Parkで21ものレジデンシャルタワーを建設します。1万戸が新たに供給される予定です。
三菱商事は2017年にPhuc Khang CorporationとDiamond Lotuというホーチミンのレジデンシャルプロジェクトに参画しています。
さらにこの前にはBitexco GroupとJVを形成し、ハノイのレジデンシャルプロジェクトであるManor Central Parkに2.9億ドル投資しています。
野村不動産も同様にベトナムにおける投資を強化しています。2015年に野村不動産は、大和ハウス工業等、hu My Hung Development Corporationと、ホーチミンにおけるミッドタウン・コンプレックスを建設しています。また野村不動産は昨年ホーチミンにオフィスをかまえています。
その他にも多くの日本企業✖️ベトナム企業のタイアップがなされています。
住友(Asia and Oceana)✖️BRG Group(ハノイ)
阪急阪神不動産株式会社・西鉄グループ✖️Nam Long
鹿島建設株式会社✖️ Creed Group
Phuc Khang Corporation,のCEOであるLuu Thi Thanh Mauによると、多くの日本企業と投資案件に関する商談をしているとしており、住友、大成、長谷工が含まれるとしています。日本の投資家はベトナムの長期成長ポテンシャルからベトナムの不動産市場に関心が高いとしています。Phuc Khangも、日本企業の協力なくしては、グリーンプロジェクトは実行できないとしています。
ホーチミンの不動産協会の委員長であるLe Hoang Chahは、ホーチミンと日本のデベロッパーとはまだまだ協力を深める余地が大きいとしています。ホーチミンでは現在1000を超えるプロジェクトが走っています。Le Hoang Chahは日本は小規模で効率的なメトロポリタン都市を構築する技術に優れており、ベトナムでも同様できると考えています。
ベトナムの不動産市場で日本企業が活躍できそうなのは嬉しいニュースですね。ベトナム 市場は何かと韓国企業の頑張りを聞くことが多いので、日本企業にも頑張って欲しいです。
■日本のトップ企業も参画するビンホームズのプロジェクト
日本企業にとってもベトナム市場は有望なのは当然ですが、三菱商事や野村不動産という日本のトップ企業がビンホームズ/Vinhomesのプロジェクトに参画するのはビンホームズの圧倒的なポジショニングを考えると納得できます。
やはりベトナムの住宅不動産市場の成長の恩恵を受けるビンホームズへの自分の投資は間違っていないという点を確認しました。
ベトナムへの不動産投資熱が高まっているみたいですが、アジアの不動産投資は非常に興味があります。貴族の遊びみたいで、いつか自分もやってみたいです。それをこのブログにアップするのも面白そうです。
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