■コロナウイルス・新型肺炎でベトナム株も大幅下落
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ベトナム株式市場においてもコロナウイルス・新型肺炎がリスク視されています。Vietnam News Bizhubによると、金曜日のベトナム株式市場はコロナウイルスを懸念した売りにより大きく下落しました。
ホーチミンのVNインデックスは2%減少し、936.62ポイントとなりました。その前日の木曜日も959.58ポイントへ3%下落しています。
テト明けのベトナムはこの2日間が今年の最初の週の取引でしたが、既に5.6%減少しており、2019年の上昇幅(7.6%)をチャラにする勢いです。
金曜日は航空系の株が大幅下落する一方、医薬・医療機器株が上昇しました。
ベトジェットエアの株価は大幅調整 |
ベトナム航空の株価も同様 |
またビナミルク (VNM)、ペトロベトナム化学肥料(DPM)、バオベトグループ (BVH), リー冷蔵電気工業 (REE)等の優良ラージキャップ銘柄も下落しています。石油系の銘柄もペトロベトナムガス(GAS)を中心に下落しています。
■但し製薬・医療機器セクターは堅調
一方で製薬・医療機器セクターはポジティブな反応となっています。以下の銘柄郡はここ数日でポジティブな株価反応が見られます。
・ベトミー医療設備/American Vietnamese Biotech INC (AMV)
・ハウザン製薬/DHG Pharmaceutical Joint Stock Company (DHG),
・ハタイ製薬/Ha Tay Pharmaceutical Joint Stock Company (DHT),
・ 日越医療機器/Japan Vietnam Medical Instrument Joint Stock Company (JVC)
ハウザン製薬の株価は急騰 |
短期・モメンタムで取引する人はこういったセクターや銘柄に資金を移すのも1つの手でしょう。私はこういう時に相場と一緒に株価が下落している優良銘柄や、前々から狙っていた銘柄を買うのが好きです(あまり機敏に動けないだけですが・・・笑)。
今回は以上です。ベトナム株のボラティリティに不安を覚える人も多いかもしれないですが、中長期のポテンシャルがかなり有望であるので、短期の変動には目をつぶるのが吉と考えています。
外国株投資はまずどんな企業があるか知ることから。ベトナム含むASEANの有力企業を学ぶのには「ASEAN企業地図」がおすすめです。
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