■ベトナムのアパレル業界は苦戦も、靴は好調。米中摩擦の恩恵もあり
こんにちは、うみがめベトナム株調査部です。ツイッターにて更新をお知らせしますので、是非フォローお願いします:Follow @umigamen1
今回はベトナムのアパレル・衣類業界についてです。ベトナムの衣類・繊維業界は競争激化により全体として厳しい状況にありますが、靴分野の出荷は好調です。サイゴンタイムズが伝えています。
19年1月〜11月累計のテキスタイルやガーメントの輸出の受注は前年比20%減少していますが、レーザー靴の出荷は同期間で前年比で8%〜10%増加しています。
ベトナムの産業及び貿易省によると、19年1月〜11月のアパレル製品の輸出売上は299億米ドルと前年比で7.8%増加しておりますが、同期間の受注は減少しています。
2018年はベトナムのアパレル業者が10−12月に翌年のための受注を受けましたが、今年は受注は低迷しています。
またローカルのアパレル業者は中国、インド、バングラディシュの競合との競争が激化しています。また受注の減少は、アフリカ地域からも競合が出てきている点が関係しています。
また中国の顧客がベトナムではなく関税等の条件が有利なバングラディシュやカンボジアに発注をしている点もベトナムのアパレル業者の事業環境を厳しくしています。
一方で、レーザーや靴の輸出は来年へポジティブなサインがあります。ヨーロッパ、アメリカ、日本、韓国等の主要地域で需要が増加しています。
1−11月の期間で、多くのベトナムの靴に関連する業者に対する受注は前年比で10%増加しています。また米国が中国やインドへの優遇をとりやめたのも、ベトナムの靴の輸出需要への追い風の1つです。
中国はレーザー靴業界のフォーカスを弱めており、ハイテク産業に注力しています。
よって、ベトナムに好機が訪れています。ベトナムは19年1月〜11月に靴の輸出で165億ドルを稼ぎ、前年比で12.5%伸びています。
仮にベトナムの衣類業界に投資するなら、靴に関連する業者が良さそうですね。
今回は以上です。引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」にベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。
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