2019/12/01

ベトナムのICT業界2位:CMCコーポレーションの19年7-9月期業績の振り返り







■CMCコーポレーションの19年7-9期業績を振り返り




こんにちは、うみがめベトナム株調査部です。ツイッターにて更新をお知らせしますので、是非フォローお願いします:

今回はCMCコーポレーション(CMC通信グループ:CMG)の7−9月期業績をレビューしたいと思います。

今回の業績を見ての感想です。



・7−9月期の売上は前年比減収も、粗利率の改善で粗利益や営業利益は前年比増益です



・前四半期比(QoQ)では粗利率が17%→21%と無事に改善して一安心です。要因はわからないので何とも言えませんが、前四半期は案件のミックスが悪かったのかもしれません



















・純利益は前年比で微増も、EPS(一株利益)は前年比で減少しています。つまり株数が増えています。

これは株式の25%/2500万株をサムスングループのサムスンSDS社に第三者割当したからです。サムスングループはベトナムにかなり力を入れており、スマホの生産を始め、どんどん投資をしています。

サムスンの出資は将来の事業チャンスを生み出しますし、サムスンSDSが自ら25%も出資するということは(従来は業務提携)、CMCに将来性を感じているという証左だと思います。

















日経でも記事になっているので、興味ある方は読んでみてください。



■サムスングループとの提携を生かしトップラインの成長を最重視して欲しい




CMCには今のステージでは、四半期の営業利益の増減よりは、とにかくトップラインを伸ばして欲しいです。その点7−9月の減収は少し残念ですが、来年はサムスンと提携効果を発揮して、がんがんトップラインを伸ばして欲しいです。

こういう発表をどんどん増やして欲しいですね→CMSはSamsung Vinaと協力してSamsung Flip 2を製品発表

5年〜10年後を見据えて投資をしている身からすると、先行投資が嵩んで赤字になっても全然オッケーです。

世界トップのエレキメーカーのサムスンからノウハウを吸収して、ベトナムでもトップのITCメーカーになって欲しいものです。

ちなみにCMCの今の時価総額は約180億円弱です。

日本には色んな比較対象がありますが、中小企業でも生き残り、それなりの利益や時価総額を有しているのがITサービス業界の特徴です。

NTTデータ(時価総額約2兆円)、伊藤忠テクノ(約6500億円)、オービック(約3700億円)、日本ユニシス(約3500億円)、SBテクノ(約420億円)・・・


いつかは当てるのは難しいですが、これらの企業の時価総額に徐々に近づくことを期待しています。





 
今回は以上です。引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」にベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。


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