■ベトナムの肥料系の会社の利益が軒並み大幅減少
ベトナムの肥料の会社の業績が厳しい局面を迎えているようです。原材料コストの上昇と、需要の減少が背景です。Vietstockが報じています。
ベトナムには肥料の会社がたくさんあります。今回取り上げるだけでも、以下の4つの上場企業があります。ちなみにSBI証券ではぺトロベトナム化学肥料(DPM)が取引可能です。
・ぺトロベトナム化学肥料(DPM)、PETROVIETNAM FERTILIZER AND CHEMICALS CORPORATION。SBI証券で取り扱いがあります
・ビンディエン肥料(BFC)、Binh Dien Fertilizer Joint Stock Company
・南部肥料(SFG)、THE SOUTHERN FERTILIZER JSC
・ペトロベトナム・カマウ肥料(DCM)、PETRO VIET NAM CA MAU FERTILIZER
ぺトロベトナム化学肥料(DPM)の19年の1-9月の売上は5.4兆ベトナムドンとなり、前年の同時期と比較して、22.6%の減少となっています。利益額及び利益率はより落ち込みが厳しく、同じ期間の税後利益は前年比で73%減少しています。
ぺトロベトナム化学肥料(DPM)によると、悪天候と消費量の低下により厳しい業績になったとしています。
一方、ビンディエン肥料(BFC)は同期間に4.5兆ドンの売上(前年比8.8%減少)、554ドンの税後利益(前年比73%減少)の業績となりました。ぺトロベトナム化学肥料と同様に売上に比べて利益の落ち幅が大きいです。
ビンディエン肥料(BFC)によると7-9月期のベトナムの農業セクターは悪天候に苦しみ農作物が不作だった点に加えて、肥料は輸入製品との競争が激化したとしています。
これによりビンディエン肥料(BFC)の製品の需要も低下したとしています。ビンディエン肥料(BFC)はシェアを維持するために製品の値上げしませんでしたが、原材料価格が上がっているため、粗利が大きく下がりました。
南部肥料(SFG)は19年1−9月期は89億ドンの赤字でした。南部肥料(SFG)も7-9月期の需要が低調だった点を述べています。
ペトロベトナム・カマウ肥料(DCM)は19年1-9月期に前年比で6%の増収を達成しました。ただし税後利益は45%減少しました。
ペトロベトナム・カマウ肥料(DCM)は原材料価格の高騰により粗利率が急激に悪化したとしています。ペトロベトナム・カマウ肥料(DCM)は海外市場の開拓を目指しており、南アジアへ75000トンの輸出しています。
参考記事:Fertiliser firms report lower earnings
今回は以上です。引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」にベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。
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これによりビンディエン肥料(BFC)の製品の需要も低下したとしています。ビンディエン肥料(BFC)はシェアを維持するために製品の値上げしませんでしたが、原材料価格が上がっているため、粗利が大きく下がりました。
南部肥料(SFG)は19年1−9月期は89億ドンの赤字でした。南部肥料(SFG)も7-9月期の需要が低調だった点を述べています。
ペトロベトナム・カマウ肥料(DCM)は19年1-9月期に前年比で6%の増収を達成しました。ただし税後利益は45%減少しました。
ペトロベトナム・カマウ肥料(DCM)は原材料価格の高騰により粗利率が急激に悪化したとしています。ペトロベトナム・カマウ肥料(DCM)は海外市場の開拓を目指しており、南アジアへ75000トンの輸出しています。
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