■ベトナムは2020年に6.8%の成長を目指す
こんにちは、うみがめベトナム株調査部です。ツイッターにて更新をお知らせしますので、是非フォローお願いします:Follow @umigamen1
11/11、ベトナムの議会は2020年の成長目標を決議し、その中で2020年のGDPの成長率は6.8%を目指す点が示されました。Vietstockが伝えています。
ベトナム国会の426議員の内の88%が以下の目標に賛成しました。
・6.8%のGDP成長
・インフレ率を4%未満に抑える
・輸出取引額の7%成長
他に社会の発展のための投資(social development investments)はGDPの33-34%を目処に行うそうです。
ベトナム政治経済研究所(The Vietnam Institute for Economic and Policy Research)によると、ベトナムの19年のGDP成長率は7.05%と、国会の目標値である6.6%-6.8%を凌駕する見込みです。
■日本やアメリカのGDP成長率と比較してみましょう
一旦ここで、日本や米国のGDP成長率と比較をしてみたいと思います。
ベトナムの19年の成長率は7%程度になりそうで、20年は6.8%の成長を目指すということです。ちなみに日本の成長率はどれくらいかご存知でしょうか?IMFが2019年10月発表した予測によると日本の成長率は
・19年は+0.9%、
・20年は+0.5%
となっています。また投資先として大人気の米国のGDP成長率は
・19年は+2.4%、
・20年は+2.1%
となっています。もちろんGDP成長率が全てではないですね。過去の株式パフォーマンスは米国株がベトナム株を圧勝しています。
ただいつかはベトナムが評価のギャップをつめるタイミングが来ると思っています。
■その他ベトナムが取り組む課題
それでは国会の決議の話に戻ります。Vietstockが報じているベトナムが取り組みたい課題について羅列していきます。国が動くので企業や経済に大きな影響を与えます。「投資の種」が眠っている可能性が高いです。
また都市の失業率を4%以下に抑える目標も掲げています。
貿易の観点からは、不正貿易を防ぐ各種の施策の適応を求めています。
また国営企業の民営化の重要性も強調しています。過去はなかなか進んでいない取り組みですが、2020年においては優先順位が高い課題として捉えています。
また2020年に、ベトナムは水産経済の発展に注力します。また水産業が欧州委員会(European Commission)から受けたイエローカードを解消できるように尽力します。
欧州委員会は2017年10月に欧州の加盟国に対し、、ベトナムから水産物の輸入に関して警告を発しています。ベトナムの漁業が規則を守っていないという疑いです。
イエローカードを受けた国はセキュリティや検閲の強化が必要となり、コスト上昇となります。ベトナム国会は水産業者を守るための取り組みを続けるとしています。
今回は以上です。引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」にベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。
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