■「手取り14万?お前が終わってんだよ」問題を考える:アラサーがセミリタイアを目指す【第6週目】
12年間勤務しても現状の手取りが14万円以下だとし、「日本終わっていますよね」という投稿者のコメントに対し、ホリエモンの「お前が終わってんだよ」というコメントが話題になっています。
日本がおわってんじゃなくて「お前」がおわってんだよwww / 12年勤務して手取14万円「日本終わってますよね?」に共感の声 「国から『死ね』と言われているみたい」「日本はもはや発展途上国」 (キャリコネニュース)…— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) October 7, 2019
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第一印象では酷い言葉にも思えますが、言葉の背景を考えていくと、セミリタイアという目標に対しても非常に参考になると思いました。
セミリタイアを目指す人にも是非参考になる考え方だと思ったので、ここで取り上げることにしました。
■14万円以上の仕事は探せばいくらでもあるし、14万円でも生活できる
ホリエモンはYoutubeにおい、「お前が終わってんだよ」という言葉の意味を解説しています。
要点としては、
①14万円以上稼げる仕事は探せばいくらでもある(動画内では動画編集を例として挙げていました)
②田舎にすめば14円でも十分生活できる。背景として、スマホや通信(4G、今後は5G)、およびコンテンツ(例:Youtubeやネットフリックス)が充実していることを挙げていました。
またLCCにより田舎→東京に移動するコストも下がり、刺激を求めて月1度東京くれば田舎に住んだ方がコストが安いとしています。
東京で高い家賃払って家を借りても、家でYoutube見てるなら田舎でYoutubeを見ても同じではないか?
という言葉に耳が痛かったです。
なので手取りが14万円である点を日本社会のせいにするのではなく、それを上げる努力や、14万円で幸せな生活ができるコスト構造、生活できる場所を探すべきということですね。
確かに「選択」の幅は拡大している今の社会の中で、現状に不満があるのは、国のせいというよりは個人の責任だと思います。
■セミリタイアにも通じる考え
ホリエモンのこの発言はセミリタイアを目指す人にとっても含蓄がありますね。
セミリタイアを目指す背景には、現状が誰かに雇われる「労働者」というポジションにある点が大きな要因ですね。労働者なので、誰かに指示され、管理されるので、自由がないですよね。
セミリタイアをするということは週5で汗くせ働く仕事をやめるということです。その方法の1つは会社に所属して週5で働くのではなくて、週1・2もしくは1日数時間の労働で収入を得ることですね。
それは、ホリエモンが動画でも言及していた動画編集を例として、意外と探せばあるのではということですね。
またキャッシュフローを生む、という観点と同様に、どの様にコストを減らすかも重要であるという点を再確認しました。
田舎に移住する、というのは非常に明快な回答ですね。
日々の節約でコストを落とすのも重要です。ただ家賃みたいな大きなかたまりでコストが落とせると大きいです。自分はジムやその他の会員のコストを見直そうと思っています。以前は資格を取ろうと勉強に励もうと思っていましたが、これからの時代は資格よりも実践だと思います。
■中途半端な資格であれば、事業をした方が良いと思う
少し話がそれますが、セミリタイアの観点から「これから資格を取るべきか」という点について自分の考えを述べます。
弁護士・医師レベルの資格はもちろん凄いですし、取ることに意味はあります。また「この資格がないと●●ができない」という資格はコスパは横においておいて、取る意味はありますよね。
ただ勉強のため、自己啓発のため、というための資格を取るために勉強をするのはセミリタイアにつながらないと思うので止めた方がいいと思います。
その時間を普通にお金になる事業に回す方がいいですね。
資格を取って年収が増やしたいと思う人もいるかもしれませんが、それによる増額幅に対し、それを取るために費やすコストを考えると個人的には疑問です。
たいていの資格は「あればいいよね」で「なくてはならない」でないのであれば、代替可能であったり、違う部分(採用者と気があうか)が重視される可能性があります。
そして重要な点は、資格の取得は労働者として搾取される道の延長線上にあるケースが多いですね。
もちろん「なくてはならない」系の資格であったり、独立を目指してならいいですけど、今いる仕事や職場でのポジションを上げる系の資格はセミリタイアの観点からはおすすめしません。
あくまでセミリタイアを前提とした話で、今の仕事が好きで、頑張りたいという人が資格を取るのは素晴らしいことですね!
今回は、以上です。
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