■サムスンのベトナム事業は大幅減益
世界トップクラスの半導体メーカー、民生機器メーカーのサムスンの19年1-6月期のベトナム事業は前年比で大幅な減益となったようです。
サムスン電子の越事業、1~6月は4割減益(NNN ASIAより)
サムスン電子の越事業、1~6月は4割減益
韓国サムスン電子のベトナム事業4社の今年上半期(1~6月)の税引き後利益(純利益)は、前年同期から40%減少した。総売上高は318億米ドル(約3兆4,300億円)で5億米ドル増加した。ベトナム・ニュース(VNS)電子版がこのほど伝えた(リンク)
■生産工場としてのベトナムは景気により敏感になる
今回のニュースを見て思うのは、ベトナムは世界の企業の製造拠点になりつつあるので、
世界景気やサムスンの様な大企業の生産状況により大きく影響を受けるようになっていくという点です。
ベトナム経済そのものは全体としては順調に伸びると思いますが、例えばサムスンのディスプレイ生産に関係する事業をやっているベトナム企業の業績は今後厳しいと予想されます。
経済が発程していくベトナムの中でも勝ち組・負け組が出てくる点は気をつけたいです。
■ベトナムで今後製造されるものは何か?
その観点からは、今後ベトナムで製造されるものは何か?という視点で考えた方が良さそうです。
ディスプレイはそもそもパネルはベトナムで製造していないと思いますが、中国メーカーが覇権を握っているので、ベトナムで今後製造が加速するとは思えません。
最後の組み立てやアセンブリをベトナムでやる可能性は十分ありますので、そういった工場に関わる需要は伸びるかもしれません。
やはりこれからは
スマホ・自動車
という部品やサプライチェーンの付加価値が高い製品がベトナムで作られていくポイントが重要だと思います。
その観点から恩恵銘柄を探すのも面白いかもしれません。
それがどの銘柄か?も今後このブログで考えていきたいと思います。
今回は、以上です。
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