こんにちは、ベトナム株、タイ株により不労所得形成・配当生活の実現を「気長に気楽に」目指すうみがめです。
今回はベトナム株の投資信託について書きたいと思います。
■ベトナム株の投信は儲かる?メリット・デメリットは?
ベトナム株に投資をする上で投資信託という選択肢もありえます。
自分は現状ベトナム株投信に投資していませんが
- ベトナム株が儲かるのか?
- メリット・デメリットは何か?
を考えてみたいと思います。
■そもそもどんなベトナム株投信があるのか?儲かっているのか?
どんなベトナム株の投資信託があるかは、モーニングスターで見ることができます。
モーニングスターでは他にも便利な投資情報があるので、会員登録をおすすめします。
以下がベトナム株の投信になります。純資産額が大きいトップ7つを表示しています。
モーニングスターより |
純資産が多い投信としては、
・東京海上・ベトナム株式ファンド(年1回決算型)
・ベトナム成長株インカムファンド
・ベトナム株ファンド
・DIAM VIPフォーカス・ファンド 『愛称:アジアン倶楽部』
・SMAM ベトナム株式ファンド
等があります。
設立して3年経っていないものありますが、過去3年のパフォーマンスは
ベトナム成長株インカムファンド:過去3年は年率8.8%
DIAM VIPフォーカス・ファンド 『愛称:アジアン倶楽部』:過去3年は年率4.7%
という感じで、概ね年率5%~10%の間です。
次の図表がより過去1年・3年・5年・10年の年率の成長率を表しています。
モーニングスターより |
概ねどのファンドも過去3年・5年・10年で年率5%前後のリターンをあげており、
儲かっている
という結論になります。
ベトナムはGDPの成長率は6%以上あり、
インフレも年5%近く・以上で推移してきた点や
過去3年・5年・10年は景気の拡大局面であった点
を考えると年率5%〜7%程度は及第点です。
■メリット・デメリットは?
自分でSBI証券等で個別株を買うケースと比べて、メリットとデメリットの個人的見解を考えてみます。
- メリット
- プロが銘柄選別をしてくれる
プロのアナリストが銘柄分析して、投資を決定してくれます。
新興株で一番怖いのは、情報が少ない中でクソ株を掴むことですが、そのリスクを低減出来ると思います。
また自分でやる場合に銘柄選別にかかる時間コストも省けるのもメリットですね。 - 投資額によっては手数料が安く済む
SBI証券で個人でベトナム株を買う場合は一取引における最低手数料(現時点では約5,000円)があります。
一方、投資信託は購入額に対して◯%なので(購入時手数料や信託報酬)
10万円以下の投資規模であれば、投信の方が手数料が安くなる可能性があります。 - 分散投資ができる
投資信託は複数の産業や企業に分散投資をします。その一部を買うことになるので、少額でも分散投資の効果があります。 - 簡単・楽
実はこれが最大のメリットかもしれませんが、他人が運用してくれるので非常に楽です。
SBI証券で個人でベトナム株を買う場合は、円→ベトナムドンへの両替が必要になり、その両替に1日かかります。
個人的にはこの手間が地味に面倒であったりします。
その点投信は円で好きな額を買うのみなので、気楽でいいなと思います。
- デメリット
- 短期的に爆発的なリターンはあまり期待できない
まだ新興市場であるベトナム株式市場で、それなりの規模の投資をするにはどうしても大型株への投資ウエイトが大きくなります。
そうするとベトナム株の中では銀行・エネルギーの企業への投資額が大きくなるでしょう。
例えば銀行はGPPの成長率に毛が生えたような成長率と予想され、数年でダブルバガー・トリプルバガーの達成は現実的ではないです。
新興株のリスクを取っているので、爆発的に伸びる可能性がある企業に投資をしたい、高いリターンにかけたい、という人には投信は向いていないかもしれません。 - 長期視点ではコストがかかる
一回の取引で30万円を超える投資規模で、かつ長期投資を考えている方は、投信の方がコストが高くなります。
投信は購入時の手数料が0%〜3%前後、最初にかかります。3%は高いですね。
加えて運用している金額に毎年2%弱の信託報酬等がかかります。
SBI証券で個人でベトナム株を買う場合は、当然信託報酬はありません。
複利で考えた際には大きな差になります。
↓↓SBI証券のベトナム株の取引コストに関する記事です↓↓
■結論
ベトナム株投資信託を見てきました。
まずまずのリターンも出していて、手数料も法外な高さではないです。
「自分で良いベトナムの個別銘柄を見つけたい」
という投資マニアな方(このブログに来る方には多そうですが!)以外は
ベトナム株の投信も良い選択肢かもしれません。
日本株・米国株・世界株をポートフォリオのメインにしつつ
スパイス的に、地域分散の観点からベトナムに長期投資する
という方にニーズに対しては良さそうだと思いました。
今回は、以上です。
引き続きうみがめみたいに「気長に気楽」に
ベトナム株・タイ株による不労所得形成・配当生活の実現を目指していきます。
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