2019/08/22

配当利回り10%、ベトナムの不動産市場の追い風に乗る企業;チュオンズオン(CDC)




現在、ベトナム株のスクリーニングをしてまして
 


1)配当利回りが高く


2)営業損益が赤字ではなく


3)配当性向が100%を下回っており


4)SBI証券で購入可能な銘柄


5)外国人保有率が上限値近くない



これらの点に該当すると思われる銘柄を分析しており、このブログでも紹介したいと思います。


今回は、


配当利回り10%で、ベトナムの不動産市場の拡大の恩恵を受ける、建設・不動産会社



チュオン ズオン(CDC、Chuong Duong Corporation)


を分析します。





それでは見ていきましょう。





■会社概要


以下が会社概要です。簡単に言えば、建設会社+不動産業というイメージですね

チュオン・ドゥオン(Chuong Duong Corporation)はベトナムの建設会社。

同社はインフラ、交通構造物と電気配線、及び商業ビル、住宅と工業製造建物の建設に従事する。

同社はまた、都市部や工業地帯の開発、並びに住宅物件の賃貸・管理に従事する。

さらに、コンクリート・モジュールと金属部品など建設資材・用品の製造・売買、並びに造園及びインテリアデザインサービスの提供を行う。(SBI証券より)


会社のウェブサイトからもう少しイメージを掴みたいと思います。




ベトナム語でわかりませんが、以下の様な建物を建設したり所有していたりするみたいです。



ちなみに英語のページは建設途中とのことです・・・・





■株価チャート



株価は年初来でまずまずのパフォーマンスです。

ただし上がったり、下がったり、ボラティリティが激しいですね。




Tradingview




過去5年ですと以下の様なチャートです。


18年まで素晴らしいパフォーマンスでしたが、19年に入って落ちています。




Tradingview




■業績


4−6月期の業績は1−3月期と比較して、売上は減収となりましたが、営業利益は増加しました。


営業利益率は4−6月期で9%程度出ているようで、まずまずの業績です。



Investing.com

■配当



配当は19年には1株1500ドンを支払う計画です。



現株価が15600ドンなので、配当利回りは10%弱と、高配当です。



直近の四半期のEPSは500ドンです。



これは年換算すると配当性向は75%です。



少し危険水域ですね。



Vietstock


過去はしっかりと配当を実施しており、かつ増配基調にあります。


この点は好印象ですね。



Investing.com


 ■最終評価



10点満点で評価をつけるとすればチュオンズオンは7点です。


7点は「ぎりぎり投資対象・他に良い銘柄がなければ投資する」、というバックアップ的な位置付けです。



配当性向が高い点や売上に減速感がある点が減点要因です。


ただし「建設+不動産」は有望な分野で、うみがめのポートフォリオにもないので、


他に良い企業がなければ投資したい銘柄という位置付けです。




今回は、以上です。それではうみがめみたいに気長に株を楽しみましょう!



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■補足:過去のベトナム企業・ベトナム株の分析










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