・・・僕もわりと最近気づいたんですけど笑
株式配当とは?
まず株式配当は何かを見てみましょう。
「株式会社が、株主に対し、利益を現金の代わりに新たに発行する株式で配当すること」(大辞林より)
どうやら基本的には「株式配当=株式分割」ということみたいです。
野村證券による株式分割の定義は以下になります(リンク)
「1株をいくつかに分割し、発行済みの株式数を増やすこと。例えば、1株を2株に分割すると、各株主の持ち株数は自動的に2倍になるが、理論上、1株の価値は半分になるため、資産価値は変わらない」
また株式分割のメリットとして下記を挙げています。
「1株当たりの配当を据え置いたままだと、株主は増配と同じ効果が得られる」
まとめると、分割しても①持ち株数は増える、一方で、②1株あたりの価値は落ちる、ということで、ネットの影響は中立ということになります。
配当に関しては、日本の株式市場だと分割の影響を調整したベースで配当を評価することが多いです。
なので分割して配当を据え置く会社は少数派だと思います。
但し直近だとソフトバンクグループが分割しつつ、配当は据え置いていますね(リンク)
ベトナム株だと入庫されるのに時間差がある
それでは本題のベトナム株における株式配当についてです。
ベトナム株は配当される株式の受け取り(入庫)が権利落ち日の1ヶ月~数ヶ月と遅いです。
一方で市場価格は分割の影響を反映するため、1株あたりの価格は下がります。
理論的には、権利落ち日の翌日は分割の影響分だけ株価が下落します。
私が保有しているベトナムコンテナ(VSC)も株式配当を行いました。
19年5/29に発表し、6/3が権利落ち日でした。
100株に対し10株の株式配当ですので、現在の発行済み株式総数が+10%増えることになります。
つまり1株の価値は10%下がることになります。
下記の様にVSCの株価は前日の34500ドン付近から、31700ドン付近へ
おおよそ8%下落しました。
VSCの株価推移 |
1株あたりの価格は下がりますが、その分、株数が後から増えることになります。
但し、SBI証券においては
「当社では同株を売却し現金でお支払い予定」
とあります。
これは買い増したい投資家には非常に残念ですね。
再びVSCの株を買う場合は新たに買い付ける手数料が発生してしまいます。
なので、株式としてもらった方が手間も手数料もかからず有難いです。
SBI証券としては回転数を増やすほうが、美味しいでしょうが・・・
選択性にして欲しいです。
手間やコストがかかると思いますが、
銘柄毎の選択性でなくても、全銘柄一括適用でよいので。
いつ支払われるの?
銘柄によってまちまちのようです。
他のベトナム株の例を見ると、権利落ち日からだいたい1ヶ月~2ヶ月後みたいです。
ちなみに楽天証券においては以下の様な説明がありました(リンク)。
上記のVSCは6/3権利落ち日だったので、後1ヶ月くらいたてば振り込まれると思います。
個人的には、株式配当は無視して含み益を達成したいと思っています。
今回は、以上です。それでは、うみがめみたいに気長に株を楽しみましょう!
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