偉大な投資家から学ぼうシリーズとしてウォーレンバフェットの新たな動画を見ていきたいと思います。
バフェットの投資哲学はベトナム株・タイ株の投資においても非常に参考になる点が多く、
このベトナム株ブログでも取り上げていきたいと思っています。
それでは動画を見ていきましょう。以下はCNBCのインタビューになります。
13分とコンパクトにまとめられています。
時間がある方は最後まで聞いてみるのをお勧めします。
動画は、英語の勉強にもなり、投資の知識もつき、いいことづくめです。
価格のみを追うのは投資ではない
動画のタイトルが全てですね。
Warren Buffett: Just Looking At The Price Is Not Investing | CNBC
「価格のみを追って取引するのは投資ではない」
というところですかね。
投資を見るときは事業を見る。
株価だけを見るのは投資ではない。
その例として、バフェットはビットコインを挙げています。
ビットコイン自体は何も生み出さないと言っています。
(ちなみに私はビットコインは保有していないですが、ボラティリティをトレードする需要はあるのかなと思っています。なので間接的ですが、マネックス株とSBI株を保有しています)
多少の金利上昇は、強固な事業を持つ企業の価値に対しては大きな影響はない
バフェットのインタビューに戻りますと、一時期話題になったアメリカの利上げによる企業の株の価値への影響について話しています。
バフェットは金利が15%になるようなことがあればそれは問題だが、
金利2.4%→2.9%程度への利上げは、12%のリターンを創出する企業の株の価値を考える上ではたいしたことではない
としています。
ちなみにこの動画がアップロードされたのは18年2月です。
19年6月現在の株式市場はすっかり景色が変わっており、むしろ利下げがいつ・どの程度されるのか?
が株式市場の焦点となっていますので利上げによる影響は当面は考えなくていいと思いますが、
将来同様の局面がくるかもしれないので頭に入れておきたいですね。
株価が下がったから株を売る様なメンタルであれば株をやめろ
また、バフェットは株価が下がって不安になったから株を売る様なメンタリティであればそもそも株を保有すべきではない、としています。
それが愚かな行為であるという例として、自宅の購入にあてはめて考えています。
自宅を2万ドルで買って、
すぐその後に誰かが、「その家の価値は1.5万ドルに落ちました」
と言いきたら、あなたは売るだろうか?
多くの人は売らないのに、株ではそうしてしまう人が多いということを言いたいのでしょう。
この点は、別の記事で紹介したようにピータリンチも言っていた内容ですね。
バフェットと合わせてチェックしたい投資家です。
最後に:ベトナム株の投資でも共通する点が多いです
ベトナム株に通じるバフェットの投資哲学 |
ベトナム株は新興国市場の株式であり、経済や資本市場も未成熟なので短期では株価のボラティリティが大きいです。
流動性も低いので、短期的には大きく下がることもあるでしょう。
でも事業価値は、ベトナム経済の成長・重要性の向上に沿って、中長期には増えていく企業が多いと考えられます。
なのでベトナム株を投資するには、それを信じて長期的な視点で投資する必要があると考えています。
例えば目先の株価変動で一喜一憂してしまう
株価下落で不安になってしまう
この感情(誰にもあるとは思いますが)が強い、制御できない、ストレスになる、という人は避けたほうがいいのないかなと個人的には思っています。
私は目先の価格変動には目をつぶり、長期的な視点で、ベトナム企業の事業成長・価値拡大により資産を大きく増やしたいと思っています。
また配当性向が高い企業が多いので、将来は配当生活・早期リタイアも目指したいと思っています。
早期リタイアには、何発か当てる必要がありますが、ベトナム株は長期視点ではリスクリターンは良好というのが私個人の考えです。
もし同様にベトナム株で資産を増やして早期リタイアを目指している同志がいましたら、一緒に頑張りましょう。
それでは、うみがめみたいにのんきに気長に株を楽しみましょう!
ちなみに、おすすめの投資本としては、バフェットではない人が書いたバフェットに関する本よりも、ピーターリンチが書いたピーターリンチの投資本がおすすめです。
【過去の偉大な投資家から学ぼうシリーズ】
ピーターリンチの1時間のスピーチをキリトリ【偉大な投資家から学ぼうシリーズ】
ピーターリンチのスピーチから投資のコツを学ぶ
かぶ1000さんのツイキャスを聞いて学んだこと【偉大な投資家シリーズ】
かぶ1000さんのツイキャスを聞いて学んだこと。偉大な投資家シリーズ。
*重要な事項
当サイトはあくまで個人の見解で情報提供を意図しており、サイトの閲覧者に銘柄への投資を推奨しているものではありません。また、掲載情報が誤っているかまたは古い可能性もあります。当サイトの情報を利用することで発生したいかなる事故・損害に対しても当サイトは一切その責任を負いません。投資は元本が減少するリスクがあります。上記の株への投資を含む、投資の決定はくれぐれも自己責任でお願いします。