日本企業はアジアの中でも有数の資本家で、長期的に海外に投資をしていく必要があります。
その日本企業が海外地域で上手く事業を行えているか?
今後その地域への投資を増やしていくのか、減らしていくのか?
はその地域や国が将来的に投資をひきつけられるか重要な指標です。
真面目でコンプラ意識の高い日本企業が成功していれば、その地域の事業のインフラもそれなりに整っていると考えられます。
今回もジェトロのデータを見ていきたいと思います。
18年10-11月に行ったアンケートによると、アンケートに回答したベトナムの日系企業784のうち、65%が黒字、13%が収支トントンとしています。
設立から年数が長い企業程黒字化しているようです(生存者バイアスもあると思いますが)。
今後の事業展開の方向性としては、拡大と答えている企業が他の地域より多い点も好印象です。
ベトナムに投資をして、しっかりとリターンが得れている証左と考えます。
それでもベトナムは中国の半分以下なので、相対的な安さは変わらないですね。
またベトナムの位置付けですが、現状は輸出比率が高いものの、内需向けの売上も拡大傾向にあります。
今後より内需向けの売上を増やす際には、更なる投資が必要になるはずです。
そうするとインフラ系の需要が更に伸びるはずです。
以上からの示唆は?
ジェトロのデータを見て、日本企業においてもベトナムは投資を拡大したい地域である
という点が確認できます。
日本企業を含めて、今後もベトナムへの対外投資は増加する印象を持ちました。
これによって恩恵を受けるのはどこか?
という点が重要になりますが、私はインフラに関わるシンプルな業界
例を挙げるとすれば(以前から書いていますが)
・不動産系(まだ投資していないです)
・ロジスティック系(既に投資をしています)
がいいのではないかと思っています。
もし何かアイディアあれば教えてください。
それでは、うみがめみたいに気長に株を楽しみましょう!
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