以前、「今回の決算シーズンは「出尽くし決算」になるんでないでしょうか」
という記事を書いて、
個人的に今回の決算は、好材料・悪材料ともに「出尽くし決算」になるのではと予想しています。
と書いたわけですが、基本その考えは変わっていないです。
ただ時には想定と違う反応をする場合もあって、株の難しさを感じます。
1点、気をつけたいのは悪材料出尽くしで上がるパターンですね。
そこで調子にのってポジションを増やすと痛い目をみるかもしれません。
悪材料出尽くしは、基本的に19/3期までの限定した期間をとって
「もうこれ以上悪くならない」
「懸念したほどは悪くなかった」
という議論がされると思います。
19/3期まで確かにリスクは大分見えてきています、もう11月になりますし。
でもより重要なのは、その先の未来、20/3期ですよね。
20/3期のことなんて誰もわかりません。
悪材料が出尽くしたと思ったら、さらにその先に悪材料があった、ということもありえます。
その悪材料が米中摩擦なのか、消費減退なのか、中国景気の減速なのか、アメリカの利上げなのかわかりませんが、(というかこれら全部かもしれませんが)
過去10年くらいの株式相場の、とりあえず我慢して持っていたらむくわれる、という思考は一旦リセットした方がいいと思います。
バリューエーションは安い?
日経とかTOPIXとのPERを見て、安い!という人は、来期のEPSが伸びると確信が持てる企業がどれくらいあるか?という点を考えてみてください。
ということでバリューエーションを見てインデックスを買うのは個人的にはやりません。
でも最終的には自分には相場動向を読む力はないので、システマティックに以下の方針で銘柄を買っていきます。
そして、これが最も重要ですが、
私の言うことは当たらないので信用しないてください。
(やっかいなのは、当たらないということも当たらないときがあります)
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