2018/08/31

投資調査:マネックス(8698):松本大CEOについて

以前アナリストの仕事として、マネジメントの質(クオリティ)に対する評価が重要になると書きました(リンク)。

ちゃんとしたアナリストやプロの投資家はそこをしっかり吟味するわけですが、私が個人で投資する場合はそこまで厳密には調査しません。

既にそれなりにトラックレコードがある会社に投資するので、少し安易ですが「業績が出ている→それなりにいい経営者なのだろう」という風に考えます。

それよりもその業界のサイクルや景気動向の方に注目して投資したりします。

ただ時には経営者に注目して投資することもあります。

その点、マネックスの松本大CEOには注目しています。

2018/08/30

運用状況:この局面で買いたい銘柄

うみがめとしてこの局面で買いたい銘柄は、

1)基本内需で、2)所々の理由で株価が既に下がっていて、3)でも来期以降の増益が期待できて、4)テーマ株(例:人工知能関連)ではない、そんな銘柄です。

加えて配当利回りなど、バリュー的な要素があると尚よしです。

当たらないと思うので、具体的な銘柄の言及は控えたいと思います。

・まず入り口として、世界景気のサイクルを考えると外需よりも内需寄りになってしまいます。

2018/08/24

投資調査:マネックス:自社株買い発表

8/21、マネックスは20億円の自社株買いを発表しました。

以下が概要になります。

・500万株、20億円を上限

・500万株は発行株式総数の約2%に相当

・実施期間は8月22日 〜8月31日

発表翌日(8/22)の株価は+6%と大幅上昇。但しその翌日は-4%と下落しました。

うみがめは、今回の自社株買いは以下の点からポジティブだと考えます。


2018/08/22

投資調査:マネックス:コインチェックの考察④:GMOコインからの示唆

前回に続きコインチェックの同業他社との比較をしてみます。今回はGMOコインです。

この記事のポイントは以下の3点です。

1)GMOはGMOコインで仮想通貨の販売所及び仮想通貨FXを提供

2)仮想通貨FXは「顧客対GMO」の取引である印象。ビットフライヤーやコインチェックは「顧客対顧客」の取引という差異がある。GMOは自身で価格変動リスクを負っており、その分スプレッドが高い 

2018/08/20

投資調査:マネックス:コインチェックの考察③同業のビットポイントからの示唆

この記事のポイントは以下の3点です。

1)コインチェックの同業でシェアが低いビットポイントの利益率は非常に高い。アルトコイン販売が収益源の可能性

2)コインチェックとビットポイントの直近の売上高は同じ程度。固定費の違いもあるが、コインチェックもアルトコイン取引を全面再開すれば収益率はかなり改善すると予想

2018/08/18

投資調査:マネックス:コインチェックの考察②:コインチェックの現況

マネックス(コインチェック)の業績寄与に関する考察の続きです。ただテーマとしては簡単ではなく、私も勉強しながらという感じになるので、何回かに分けて書いていきます。

この記事のポイント

現状のコインチェックの収益源はビットコイン取引(スワップ)やアルトコインの売却の際のスプレッ

②4-6月期のクリプト事業は赤字。但し稼ぎ頭のアルトコインは売却のみしかしておらず、本来の業績とはほど遠い。むしろどうして9億円の収益が計上できたのか、知りたい

2018/08/17

運用状況:2018年8月17日(+260万円)

8月は今日までで+67万円の利益確定を行い、2018年の累計確定利益は+205万円です。またGCAの配当金が14万円振り込まれまして、18年の累計配当額は55万円です。
配当を含めた累計の確定損益は+260万円になりました(税前)。

一方含み損益は+135万円となり前月から減少しています。

8月は引き続きポジションの縮小を図りました。長期投資と短期投資で資金をわけているのですが、長期投資の金額のウエイトを見直し、長期投資目的だった部分を落としています。


2018/08/16

投資調査:マネックス:コインチェックの業績寄与について考えてみる①

前回、マネックスの業績やバリュエーションに関して考察した際は、クリプト事業の業績貢献を考えませんでした。

でもやはりクリプト事業がマネックスの業績の将来において重要なので、あらためてその業績寄与のポテンシャルについて、無謀にも考えてみたいと思います。


ただテーマとしては簡単ではなく、私も勉強しながらという感じになるので、何回かに分けて書いていこうと思います。

この記事のポイント


  • 事業モデルは販売所、取引所、付随業務の3つ
  • 販売所は業者がリスクをとる代わりに、利幅も大きく、一番美味しい事業(少なくとも以前はそうだった)

2018/08/15

投資調査:マネックス:価値を評価をしてみる(バリュエーション)

前回はマネックスの業績を考えました。(前回記事)
今回はバリュエーションというか、うみがめなりの評価の仕方を考えてみました。
この記事のポイントは以下の通りです。


  • PERでみるとクリプト事業の期待がかなり織り込まれた水準(もしくは今期減益と市場はみていない)
  • 株主還元ベースでみると、それだけでは買う理由にはならないですが、長期保有する上では心の支えになりえるものです。

2018/08/14

投資調査:マネックス:2Q及び今期業績を考えてみる

この記事のポイント

  • 1Q業績や前年の特殊要因を考慮すると今期増益のハードルは高い印象
  • サンプルは少ないがコンセンサスは高く見える。クリプトと投資収益が変動要因なのでここの考え方しだいで、アップサイドにもなりえる

2018/08/13

投資のヒント:企業の決算を評価する4つの観点

決算の数字が発表された際に、それがポジティブかネガティブか判断に困るときはないでしょうか。以下に、うみがめは決算の時にどういう視点から評価するのか書きたいと思います。

2018/08/12

運用状況:2018年8月12日(+184万円)

決算がよかった一部持ち株を少し売却しました。確定利益は5万円程度と決算での上昇幅は思ったよりも低かったですが、元々決算で一部ポジションを減らすと決めていたので、粛々と実行しました。

これで18年の確定利益は144万円、配当収入は40万円、含み益221万円です。

配当を含めた確定利益は184万円です。

私は長期で持つポジションのものと短期で持つものと分けていて、今回売却したものは1ヶ月前に購入したものでした。

内需系が多いポートフォリオでえすが、決算で良い数字が出ても上昇幅鈍いので、現金ポジションをなるべく厚めにしていこうかと思っています。

2018/08/07

投資調査:ソフトバンク:「ディスカウント」の理由を考えたい

株の中には理論的な価値より低い価格で値付けされていることがあり、その状態を(理論価格より)ディスカウントされていると呼びます。

そのわかりやすい例としてソフトバンクがあります。

ソフトバンクの孫さん曰く

「ソフトバンクの一株あたりの株主価値は、一株あたりの価格より高い。 だからソフトバンクは買いだ 」



2018/08/05

投資調査:パーク24:うみがめは下がるまで買わないスタンス

パーク24、既に利確してほとんどポジションがないので、またエントリーするタイミングを窺ってます。

ただ現状は2,600円台へ落ちるなら買ってもいいけど3,000円以上は手を出しにくいイメージです。最悪、増税によるネガティブインパクトが織り込まれたら検討するスタンスです。

2018/08/03

運用状況:7月の運用成績(+177万円)

7月は確定利益で+12万円、含み益で239万円という状況です。しょっぱい7月となりました。これで7月までの累計確定損益は+137万円、配当収入が+40万円です。

配当を含めた累計確定損益は+177万円です。

含み益が減少したのはマネックス(8698)の株価がピークアウトしたことが影響しました。